2006いびがわマラソン ― 2006年11月13日 10:26
久しぶりに4時間を切りました。正確なタイムはレース結果が送られてこないと分りませんが、手元の時計では3時間56分53秒。調べてみたら98年に3時間53分台で走って以来です。嬉しい!
いびがわマラソンのコースはアップダウンが厳しく、また給水所が少ないため、タイムが出難いと思います。そのうえ当日の天候が厳しかった。受付をした時には、寒かったものの晴れてはいました。 ところが、その後、冷たい雨が降ってきてレース前から車の中で凍えていました。寒すぎてアップする気にもなりません。号砲直前にスタート地点に駆け出していきました。スタートライン上のゴンドラからゲストの千葉真子さんが「いってらっしゃ~い」と手を振っていました。
ゆっくりしたペースで入りました。これから進む先には、虹が架かっています。(レース前から降ったり止んだりで、何度も虹を見ました。今までで一番真近に見た虹です。)スタートで混雑したわりには10キロラップが予定より速く51分31秒。少しペースを落としました。目標はあくまで4時間切りです。
とは言うものの、ここからの10キロは石畳のようなデコボコでかなり脚にきました。登りではペースを落とし過ぎないように、下りでは腕を振ってリラックスを心がけました。徐々に脚の疲労は溜まりつつありましたが、この間のラップは54分41秒。ここ数年に比べて余裕があります。
ただ問題はこれから。ガクンとペースが落ちるのを何度も経験しています。蓄積されつつある乳酸をリアルに感じながらも、バナナ、パン、チョコレートの補給で紛らわせるという感じです。前後を行くのは、やはり同じく4時間を目指すランナーでしょう。皆、いいペースです。抜かれるのは、気分良くはありませんが、自分のペースを守るのを気をつけました。幸い、ここまで予定より若干速くきているので、焦りはありませんでした。30キロまでのラップは58分18秒。まだ1時間を切っています。足はヨレヨレになりつつありましたが。
さて、ここからは我慢比べです。もう脚は上がりませんし、ペースも目だって落ちているのが分ります。ただ、4時間を切るのは無理ではない調子できています。ここで落としたら「もったいない」。歯を食いしばって前へ。残り8キロで余裕を感じたものの、逆に残り4キロからは危なくなってきました。思っていたより相当ペースが落ちてきていたようです。もう、休んでるゆとりなんてありません。ダッシュ(あくまで自分ではそう感じていたというだけですが)あるのみ。40キロのラップは1時間。
下流の堤防沿いは遮るものがないため、予想通りの強風にふらつきながらもラスト2キロは11分50秒。ゴール直前42キロ地点のコース脇で立って「おかえりなさ~い」と声援を送っている女性を見たら、なんと千葉真子さん。ハイタッチしてゴールへ。見事、4時間を切ることができました。
レース後は会場で、うどん、じゃがバター、イカ焼きを食べました。フルであんまり遅くなると食べるものがなくなっちゃうのですが、今回は問題なし。運転があるのでビールが飲めなかったのは残念でした。
その後は、初めて車でレースコースを辿って上流に向かいました。徳山ダムを見に行ったのですが、警備が厳重で貯水された様子は見ることが出来ず、壁のみ眺めて引き返しました。真っ盛りの紅葉は楽しむことが出来ました。久瀬村まで戻って温泉、白龍の湯に浸かって家路に着きました。
こうしてブログを書いている今も、フルマラソンやトライアスロンの翌日特有の疲労感がありますが、最近にない充実感も相俟って気持ちいい。心地よ~い疲れ(^_-)です。
今日は月曜なのでGyaoでルパン三世の更新(5、6話)が楽しみです。
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