鳳凰三山(2018.8.18/快晴)長い日帰り2018年08月27日 14:04

オベリスクと
 前日の22時に家を出て、コンビニに寄った後、ガソリン入れて車を走らせる。今回は息子の車で。恵那峡SAでラーメンを食べ、須玉ICで高速を降りた後、3時に青木鉱泉に着くまでの前半は未舗装の凸凹道だったが、何故か後半は舗装されていた。
 5時に起きて準備して、6時に登山開始。(青木鉱泉のトイレは水洗。)ドンドコ沢の登りはかなり急登だったが、途中、滝を見ての休憩で疲れを癒す。五色ノ滝は直下でしぶきを浴びて気持ち良かった。
 持参したおにぎりでは足りなくなったので、11時に着いた鳳凰小屋で食事を訪ねると、「やってない、どこの小屋もやってない」と主人の返事。(どこの小屋も?)
350円のコーラと300円のオレンジジュースをいただく。水も。(洋式バイオトイレの使用料は200円。)
 小屋に着く直前、iPhoneの画面が真っ黒になって(ただし、音だけはする)撮影不能になったが、自宅の娘に再起動の方法を聞いて、回復。助かった。
 地蔵岳への登りは、急な砂地で滑って体力を消耗した。登り疲れては振り返ると眼下に麓の町が広がり、観音岳に隠れていた富士山が徐々に横顔をのぞかせる。12時過ぎに地蔵岳に着く。オベリスクは麓まで行って写真撮影のみに留める。左に顔を向けると、甲斐駒ケ岳と一昨年登った仙丈ケ岳が間近にそびえる。
 ここから観音岳を目指したが、登り着いたのはアカヌケ沢の頭。聞くと、オベリスクの絶好の撮影ポイントとのこと。少し戻って、再び観音岳へと向かい、着いたのは14時。途中、雪渓の残る北岳をはじめとする白根三山、仙丈ケ岳、八ヶ岳連峰にぐるりと囲まれているのを何度も確認しながら上り下る。三座目の薬師岳へは、富士山を背景に見ながら、14時半に着いた。
 中道登山道で降りるが、薬師岳から先はほとんど登山者を見かけなくなった。鳳凰三山日帰りで、戻る時間を考えると、そうなるのだろう。15時半に御座石で1人見た後は、完全に息子と2人になった。中登山道入口に17時半に着くまでは、事前に参考にしたコースタイムとほぼ同じだったが、なかなか青木鉱泉が出て来ない。限界に近づく足を引き摺るうちに、日は完全に暮れた。
 道に迷ったかと不安になり、息子にiPhoneのマップで方向を確かめライトで道を照らしてもらって進むと、未明に車でやってきたと思われる道路に出た。駐車場の車にたどり着いた時には、時計は19時を回っていた。13時間! 1日の歩行時間としては、恐らく過去最高。(今年6月のサロマ湖より長いなんて。)
 ワイパーに挟んであった駐車料金の請求書を持って青木鉱泉まで行き750円を払い、長椅子でコーラ(200円)を飲んで見上げると、中空には半月が浮かんでいた。
 近くには何にもないので、食事と温泉を目当てにパノラマの湯まで1時間以上かけて車を走らせるが、既に食事の時間は終了していた。汗だけ流して、中央道の諏訪湖SAでソースカツ丼を食べたのが22時半。途中、どうにも眠くなって、阿智パーキングで2時間仮眠し、家にたどり着いたのは5時前だった。起きたのは今日(昨日?)5時だったっけ。