最高の山岳ライブ2013年11月08日 09:55

毎朝、山岳ライブを見て一日が始まるのだが、今朝はこの秋一番の雪景色だ。

富士山 http://www.pref.shizuoka.jp/~live/fujinomiya/
槍ヶ岳 http://www.yarigatake.co.jp/livecamera/
駒ケ岳(中央アルプス) http://www.chuo-alps.com/admcamera/ncarll.jpg
白馬 http://www.vill.hakuba.nagano.jp/livecam/livecamera.php?id=1
御嶽山 http://www.kaidakogen.jp/livecamera/index.html
赤石岳(南アルプス) http://m-alps-live.jp/

現時点で週末、日曜は雨予報。なんとか好転しないかと祈るばかり。

2013いびがわマラソン2013年11月11日 16:42

3時間56分11秒(速報値)

激走、雨のいびがわマラソン 再び (前編)2013年11月11日 19:20

 昨年に続き、どしゃぶりの中、4時間を切るタイムには、かなりの満足感がある。

 正直、今回は厳しいのではないかと覚悟していた。ここ最近の週末ランは距離を稼いではいたものの、9月に入った頃から始まった右腿の痛みは本番を前にしても消えることはなかった。どこかで足が止まってしまうのではないか。昨年は、雨にもかかわらず3時間51分という好タイムが出たが、好コンディションで迎えた春の掛川マラソンでは、途中失速して散々な結果となり、苦痛を味わった。さて、今回はどうなるだろう。

 昨年より降り始めが早く、今年はスタート前から。2年続けて、最後まで降り続けるのは初めてだ。スタートから程ない地点で応援する妻に見送られて、霧に煙る揖斐の奥を目指す。

 前方からのスタートで周りにつられてペースが速くなり、5キロで25分。このままだと掛川の二の舞になる。意識して落としたつもりだったが10キロで51分台と、かなりのハイペースだ。ここからは、さらに意識して20キロを1時間46分に設定して10キロ53分平均で行こう。14キロ付近ではQちゃんが両手を広げてハイタッチしてくれる。雨でも関係なく笑顔で「がんばってね」と声掛け続ける。

 揖斐川沿いを上流に向かって折り返すコースだから、前半は登り基調なんだよな、と今更当たり前のことを考える。雨のシャワーを浴びてはいるものの汗はかいてるはずなので、給水はこまめにとる。コースを川になって流れる雨はなんとか避けられるが水壕のような水溜りには思いっ切り足を突っ込む。

 15キロからは1キロ過ぎるのが遅く感じ始める。右腿の痛みは予想どおりにやって来る。ペースは意識せずともダウンして、20キロで時計を見たら1時間47分を過ぎている。時計は10キロ間隔でしか見ない。ラップの目安は決めるが、自然な足どりに任せたいからだ。最終目標は4時間を切ること。できれば昨年に近いタイムでゴールしたい。次の10キロは、落ち込みを最小限に留めることを心掛ける。30キロから先は気合でなんとかなるんじゃないか。20キロから30キロは昨年もラップを落としたところだ。結果の悪いときは、だいたいこのあたりからズルズルいく。(昨年は30キロから40キロまでは逆にペースアップできた。これは驚くべきことなのだが。)
(つづく)

激走 雨のいびがわマラソン 再び (後編)2013年11月14日 09:19

(つづき)
 20キロから30キロの間は、かなりの山間部を走る。コース全般で子供から大人、老人までが声援をくれるが、この区間でもカッパ着た園児や小中学生がハイタッチを求めて列を作ってくれる。昨年、初めてハイタッチしてみた。これが結構、元気になる。自分の子供たちの小さい頃を思い出すからかな。ここまで来ると照れもなくなり、寒さでカジカム手で今年も園児にハイタッチ。

 この区間はエイドステーションが一番充実していて、バナナに加えてあんぱん、クリームパン、シュークリームもいただき、両手に抱えて走り出す。走る目的はこれじゃないかとも思えてくる。消耗した躰に、現時点では唯一の楽しみだ。自分を鼓舞して走っていたら、なんだか復活してきて28キロ地点くらいから足が軽くなる。30キロの通過タイムは2時間44分。

 ここから先は経験に助けられる。35キロまでは下りと登りの繰り返し。この下りで足を使い切ってしまわないことが足への負担を減らし、次に来る登りへの心構えが精神的なダメージを和らげてくれる。民家の軒先では、おじいさんが「がんばってとしか言えないけど、がんばって」と繰り返し言葉を掛けてくれる。最近は沿道の声援には、なるべく肯いて返す。それが実際、チカラになるからだ。

 35キロで登りから解放されて下りと平坦基調になる。しかし、ここからが長い。1キロが信じられないくらい遠い。冷静に考えれば、自分が進んでいないからなのだが。ゴールが近づくにつれて、距離表示にゴールまでの残り距離が加わる。これが曲者だ。37キロの手前の沿道から「あと5キロ」と口々に応援の声がかかる。自分にもそう言い聞かせる。実際には、あと5.195キロ。結構進んだと思って、表示を見ると残り5キロとあり、そこでの声援も「あと5キロ」って、全然進んでないじゃん。その繰り返しは、疲れ切った躰には堪える。

 残り4キロ過ぎからの堤防道路で棒になった足を引き摺るのは毎度のことだが、今年は割とうまく引き摺れているようだ。40キロは3時間43分で通過し、最後は凄い顔でフィニッシュ。(妻によると、そうらしい。いつもながらの応援ありがとさん。)
3時間56分11秒。昨年よりは5分遅れたが、上出来。途中の辛さを、「楽しい、楽しい」と呪文を唱えて乗り切ったが、ゴールしてみれば、「やっぱり楽しい42.195キロ」だった。

秋から冬へ2013年11月18日 19:09

御在所へ紅葉狩り。
ロープウェイを降りると雪だった。
ナナカマドの樹氷が満開の桜のようだ。
2013.11.13