タバコシバンムシ2005年10月02日 14:24

先日タバコシバンムシの棲家をとうとう見つけました。なんとココアの袋です。8月の終わりくらいから時々見かけるようになり、最近は日に3、4匹以上現れていました。

タバコシバンムシというのは海苔や干し椎茸などの乾物を餌に繁殖する2ミリくらいの茶褐色をした虫です。カナブンみたいな形をしています。数年前に一度、大量発生しました。家に帰ると白い天井や壁に張り付いていて、ティッシュで潰すのですが、翌日にはまた現れてイタチゴッコでした。 ネットで調べたら名前と発生源が限定されたので乾物を当たってみたら、海苔の缶にウジョウジョいました。

今回は乾物をシラミツブシニ探したのですが全くわかりませんでした。コーヒーミルの中に発見することが多かったので、疑ってみましたが違いました。諦めかけていたとき、ふと目に付いた最近使っていないココアの袋を手にして、中を覗いてビックリ。大量のシバンムシがココアの粉に埋もれているではありませんか。まさかこんなところにいるなんてなあ。どこから湧いてきたのか...不思議な虫です。

オデッセイの脅威を暴け、読了2005年10月11日 09:05

8日土曜日にオデッセイの脅威を暴け(クライブ・カッスラー)を読了しました。読み始めたと書いたのが8月の終わりですから1ヶ月超かかっています。上下巻で分量はありますが、この1ヶ月(特に9月後半)が忙しかったことによるのでしょう。ピットの息子や娘がでてきたり、結婚して一線を離れるという話も出たりでシリーズも終わってしまうかのような流れでしたが、次作(未翻訳)が既に出ているようです。

シリーズを続けて読んでいるため自分の中で若干マンネリが生じているのは否めませんが、スリル、迫力、爽快感は充分です。次は、暴虐の奔流を止めろ(シリーズ14弾)を読むことに決めて(図書館で借りて)あるのですが、翌日ブックオフで、マンハッタンを死守せよ(16弾)を買ってしまいました。

ただ現在は、同じくブックオフで買った沢木耕太郎の、一号線を北上せよ、を読んでいます。彼の本はかなり読んでいますが、この本の存在は知らなかった。久しぶりに読みますが、やはり魅かれます。

会員権停止って?2005年10月12日 14:44

以前、不正を見逃した会計士の責任について書いた際に(カネボウ粉飾決算)、「会員権の停止」という懲戒処分の軽重に言及しましたが、「会員権に関する解釈指針」を見てビックリです。
停止される会員権とは、総会に出席して表決する権利や会計士会館の施設を利用する権利なんだそうです。てっきり会計士としての「業務」ができなくなるものと思っていました。これって処分と言えるんでしょうかね。

話は変わりますが、サッカー日本代表の中田英が8日のラトビア戦後のインタビュー(今日の試合は2対2でしたがと聞かれて、「で?何が聞きたいの?」と答えたりしたこと)について自信のHPで、インタビュアーに話を具体的に相手に伝える能力がないと苦言を呈しています。
スポーツのインタビューではよく耳にするので、気になっていました。せっかくインタビューする機会が与えられているのだから、なんでもっとプレーの中身について聞かないのか?ちゃんと試合を見て自分なりの分析をしていないんでしょうね。それで選手のほうに分析させて、楽しようとしている。インタビューする側も選手と同様にプロ意識が求められます。

さて、会計士の処分と話を無理やりつなげますが(^_^;)、プロであるならば、その責任の取り方を曖昧なものにしていては、いつまでたっても会計士の社会的存在に理解が得られないのでは?

一号線を北上せよ2005年10月15日 12:00

昨日、一号線を北上せよ(沢木耕太郎)を読了。旅をしたくなりました。彼の本で最初に読んだのは「バーボンストリート」。僕が28歳の時でした。本屋で題名に魅かれて手に取ったのを覚えています。ハードボイルド作品なのかと...(^_^;)以後、かなりの作品(ほとんど全部)を読んだ気がします。インドに新婚旅行したのは彼の「深夜特急」の影響だったか、椎名誠の影響だったか...。もちろん一人旅ではありませんでしたが。また違った時期に読んでいればどうだったでしょうか。本との出会いも不思議なものですね。

シリウスの道、読了2005年10月19日 20:18

昨夜、シリウスの道(藤原伊織)を読了。前夜3時過ぎまで読んでたから昨日は眠かったです。テロリストのパラソル同様に、面白いの一言。ただ、25年前のエピソードなくても、面白さは変わらないような。でもそれだと、題名が変わっちゃうだろうな。